2011年05月27日

花祭(はなまつ)り

Ⅲ 春の行事
 伊万里市内のおもな年中行事のうち、春の行事

春の行事      行事名        場所

20 二月初午日/  初午         市内各所
   三月初午日
21 三月三日/   ひな節供       市内各所
   四月三日
22 三月ごろ    阿弥陀まつり     波多津町辻
23 三月二〇日頃  彼岸         市内各所
24 三月彼岸ごろ/ お巡り        市内各所
   九月彼岸ごろ
25 三月末~五月  花見         市内各所
26 四月八日    花祭り        市内各所
27 申年四月上旬  大御田祭       大坪町白野
28 四月~五月   井手まつり/堤まつり 市内各所
29 五月三日    川施餓鬼       立花町西円蔵寺
30 五月五日    のぼり節供      市内各所
31 五月~七月
   田植え後   さなぼり       市内各所 
32 五月~七月
   田植え後   田祈祷/夏祈祷/   市内各所
          虫祈祷/村祈祷
33 干ばつ時    雨乞い        市内各所
34 大干ばつ時   牛洗い        松浦町提川
35 大干ばつ時   竜流し        黒川町・南波多町など


26 花祭(はなまつ)り

 花祭(はなまつ)りは、毎年4月8日に市内の寺院で行われています。釈迦(しゃか)の誕生(たんじょう)を祝(いわ)う仏教(ぶっきょう)法会(ほうえ)で、灌仏会(かんぶつえ)といいます。釈迦の誕生のときに降(ふ)った甘露(かんろ)にちなんで、誕生仏(たんじょうぶつ)に甘茶(あまちゃ)をかけて祝います。浄土宗(じょうどしゅう)で「花祭り」と名づけられて広まりました。

【花祭(はなまつ)り(立花町西円蔵寺 妙顕寺)

 1999年4月8日、立花町西円蔵寺の妙顕寺での花祭りのようす


 誕生仏(たんじょうぶつ)に甘茶(あまちゃ)をかけて祝います。

 もともと日本には、旧暦四月八日に山にのぼって花を摘(つ)み、山の神を里に迎(むか)え、あわせて祖先(そせん)をまつる卯月(うづき)八日(ようか)の行事があったので、花祭りが広まったといいます。
 立花町西円蔵寺(にしえんぞうじ)の妙顕寺(みょうけんじ)には、6世紀(せいき)後半(こうはん)につくられた誕生仏が伝えられています。佐賀県最古(さいこ)の仏像として平成12年に佐賀県重要文化財の指定を受け、現在では佐賀県立博物館に保管されています。
 

『伊万里市史 民俗・生活・宗教編』(平成17年11月発行)を一部加筆修正。


【関連記事】
伊万里市内のおもな年中行事

正月の行事
 旧正月(きゅうしょうがつ)

春の行事
 初午(はつうま)
 ひな節供(ぜっく)
 彼岸(ひがん)
 花見(はなみ)
 大御田祭(おおおんださい)1
 大御田祭(おおおんださい)2
 井手(いで)まつり/堤(つつみ)まつり
 のぼり節供(ぜっく)
 さなぼり
 田祈祷(たきとう)



Posted by 歴民  at 20:00 │Comments(0)TrackBack(0)祭り行事

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